「熟女」について語ってみた

「熟女」、それはアラフォーという極めてファジーでふわっとした単語よりパワフルな響きを持つ。

 

重鎮な存在、「熟女」

 

そもそも「熟女の定義」はなんなのか。

 

「熟した女性=熟女」

 

私はなぜかずっと「65歳以上の女性」を指すと思い込んでいた。

 

ところが、ある時、何を思ったのか定義を検索してみた。

 

すると!「熟女」とは「35歳以上の女性を指す」というではないか。

 

(えぇぇぇぇ!!!!)

 

かなり大きめのショックを受けた。

 

気が付いたら私はもう「熟女」

 

気づかないうちにいつのまにか仲間入りをしていたなんて。

 

自らの勘違いのせいで、いっきに65歳以上にタイムスリップしてしまった気持ちになった。

 

期せずして「熟女になった私」はこの先どうやって生きていけばいいのだろう。

 

そこから「熟女のアイデンティティー」について考える日々が始まった。

 

「熟女」が「熟女」として生きていく上で必要なこと、それは成熟した女性に相応しくさらに学びを深めることではないか。

 

資格試験マニアな私は、偶然にもウェブ解析士という資格に出会った。

 

仲間と共に学び進める中で、ウェブ解析に詳しい方から耳寄りな情報を教えて頂いた。

 

なんと!ある特定のニーズを満たすビデオの作品群の中で「熟女」はキーワード検索でトップを争うのだという。

 

WOW! 統計学的に証明された「熟女」のニーズ!

 

その瞬間、曇った心に「希望の光」が射し込んだ。

「よく検索されている」ということは「熟女なありのままの私」は「激しく求められている」ということに違いない。

 

アドラー心理学でいうところの「貢献感」が以前にも増してしっかりと満たされる気がした。

 

自分ではない誰かになる必要などない。今の自分でオッケー。

 

これはなんというすばらしい発見なのだろう!おかげで大きな充足感を得られた。

 

ウェブ解析を学ぶと人生が前向きに変わる。かなり飛躍している気はするが、事実である。

 

「熟女=大人気」という事実に満足し過ぎたせいだろうか、肝心のウェブ解析士の資格試験にはまだ合格していない。