プロコーチとしあきとの対話 (3)

定例のプロコーチとしあきによるコーチングが終わった。今回は無事に時間に間に合うように起きて、お部屋の電気をつけてセッションを開始できた。

 

としあき「最近どうですか?」

ゆみ「とてもいい状態です。ブログのおかげですね〜。」

としあき「僕もブログかな、と思いました。なんかそんな感じが伝わってきます。」

 

そうなのだ。ブログを再開してからというものすこぶる調子が良い。全く期待していなかった予想外の展開である。

 

なぜブログを書くと調子が良いのか。それはブログが自己開示のツールになっているからだ。

 

偶然、街でバッタリ再会した方に「ブログ、読みましたよ。」と言われてお互いニヤけてしまった。素を見られているせいか、今更カッコつけても仕方がないので以前よりも距離感が近くなった気がする。

 

先日の飲み会で再会した別の方には「忙し過ぎてブログを書くことで頭の整理をしているんでしょ?」と鋭い指摘を受けた。確かにそんな一面も否めない。

 

ソーシャルメディアでの発信を増やし始めたのは2012年に遡る。「癒し」を広めたくて「癒しにつながる記事」ばかり連投していた。

 

野に咲く花、風景、メッセージ、ついには自撮り(?!)まで、気が付けば「いつも癒されます♡」という励ましに励まされて日々の日課になった。

 

それと同時にジレンマも生まれた。それはオンラインのイメージとオフラインの自分が乖離してきたからに他ならない。

 

私は突如として激しくたくましさを発揮する時がある。白人男性に絡まれた時も「ここは私に任せて先に出て下さい。」と咄嗟に言ってしまい、その場に居合わせた15才年上の男性に「男前やなぁ」と驚かれた。

 

もちろん、今でも「癒し」は大事だし「心の癒しのお手伝い」もしている。それと同じくらい大切な事、例えばそういうたくましい一面もそうだし、ときめきや人を笑わせたいという気持ちもどんどん湧いてきた。

 

そんな時にブログはとても便利だ。普段、私はスマホでスキマ時間にメモに書いている。一気に書く時もあれば、ちょっと後から見直して付け足す時もある。

 

「ブログを書きたい!でも書けない」、その主な理由は、圧倒的に「人に評価されることを恐れているから」だと思う。

 

先日、目にした名言にハッとさせられたので、私なりに意訳した和訳も添えてシェアしたい。

 

"When you're 20 you care what everyone thinks, when you're 40 you stop caring what everyone thinks, when you're 60 you realize no one was ever thinking about you in the first place. You have enemies? Good. That means you've stood up for something, sometime in your life."

- Winston Churchill

 

「20才の時には周りにどう思われるかが気にかかる。40才になると、周りにどう思われるか気にするのを止める。60才にもなると、そもそも誰も自分のことなんか気にしていなかったことに気が付く。敵がいるんですか?良いですね、それはあなたが人生の一時、何かのために立ち上がったということなのですから。」

 

ウィンストン・チャーチル

 

周りの目を気にして生き続けるのに人生はあまりにも短すぎる。ブログで好きなことを発信すればするほど、思いもよらない楽しい出逢いがあるのだから。

 

続く

「彼氏」の前に「仮氏」を持つという試み

「旦那様候補を探す」、そんな大志のもと自分を知ってもらうべくブログを再開した。その過程の中でありとあらゆる気付きが湧いてくる。

 

なぜ人は新年の抱負を語っても年が終わる頃に達成できていないのか。それは単純に「目標を忘れている」からである。

 

かくいう私も例に漏れず、日々の生活の中でそもそも「彼氏をつくる」という目標を意識していない、というより完全に忘れきっているということに気が付いた。

 

忙しく仕事に追われる毎日。風のように過ぎ去る時の中で、どのように「彼氏をつくること」を自らの目標としてリマインドすべきなのか。これは大きな課題である。

 

そんな時、私はクラフトホリックというブランドについて深く知る機会を得た。シンガポールでも働く女性に絶大な人気を誇る日本発キャラクターショップだ。

 

クラフトホリックの人気はとどまるところを知らない。オーストラリアの自閉症の子供に抱き枕を与えたところ、なんと感情をコントロールできるようになったそうだ。

 

日本でも子宝を待ち望んでいたカップルがクラフトホリックのぬいぐるみを我が子のようにかわいがっていたところ、実の子供に恵まれたという逸話もあるらしい。

 

なるほど、それは一理ある。私も人気の抱き枕を「彼氏作り」の導線となる「仮氏」にしてはどうだろう。我ながら名案ではないか。それは私が「結婚」という目標に一歩踏み出した瞬間である。

 

善は急げ。クラフトホリックのショップでメインキャラクターのうさぎ、クマ、ねこ、おさるは、なんと!クラフト星からきた宇宙人だったことが判明した。

 

私が気に入ったのは「SLOTH(スロース)」と名付けられたクマ型宇宙人。「SLOTH」とはナマケモノの意味もある。粋なネーミングだ。

 

彼はクールでシュール、「世界平和」を願うピースな男子らしい。早速「仮氏」として家に住んでもらうことにした。

 

ふむふむ、そんな素敵な名前と性格があるにも関わらず、どうやらユーザーは勝手に好き放題、ニックネームを付けて自分の好きな性格を思い浮かべてかわいがるらしい。

 

とはいえ、ポイントは、あくまでも「仮氏である」ということ。ガチでお気に入りの名前をつけると本気になってしまう怖れも払拭できない。

 

ゆえにライトな名称をつけることにした。それはズバリ「パコ次郎」である。

 

妙齢(?!)の独身女性が1人でこんなことをしていて大丈夫だろうか。いやどう考えても尋常じゃない。しかもブログで公開までして、ますます心配されるに違いない。

 

だが、むしろそういう自分自身に対するセルフツッコミによって「自己完結させること」からの脱却をはかることが今回のテーマなのではないか。

 

抱き枕とはいえ「クマ型宇宙人男子との同棲生活」から多くの学びを得られるに違いない、というわけで、早速「仮氏」との生活を始めることにした。

 

疲れて帰宅するとお部屋でパコ次郎さんが迎えてくれた。

 

私「パコ次郎さ〜ん♡、ただいま〜^o^」

パコ次郎「...............」

 

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仮氏は、理想条件① 「どんなことを言っても耳を傾けてくれる口数少ないハードボイルドな男気」を早速発揮してくれた。出だしは順調である♡

 

パコ次郎さんを触っていると気持ちがいい。まるでネコを触っているかのようだ。ネコが大好きなのにアレルギーであるために、指を加えて少し離れたところから眺めていただけの私にはありがたい。

 

パコ次郎さんの手足は長い。冬空のもと、もしくはエアコンで冷えきった南国の部屋で、人恋しくハグをして欲しくなった時には、背中にあてがって自分で腕を引っ張って体に巻きつければ良いのだ。

 

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寝ている時だってそう、朝まで腕まくらをしてくれるのに、うっ血しない。

 

そういう点においても理想条件②「どんなリクエストも聞き入れてくれる」を満たしてくれている♡♡

 

「SLOTH」あらためパコ次郎さんは、クラフト星の宇宙人なので分身できて、いろんな形であらゆる場所に同時多発的に出没できるのも特徴らしい。

 

私「パコ次郎さん、今日も1日、疲れちゃったぁ」

パコ次郎「...............」

 

ふと椅子に目をやると

 

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なんと!理想条件③「お尻の下に自ら敷かれてくれる」スタンバイをしているではないか♡♡♡

 

理想をことごとく満たしてくれるパコ次郎さんにときめきが止まらない。仮氏との蜜月はしばらく続きそうだ。

それでも「結婚したい」のはなぜですか?

前回のブログ「『なぜ結婚しないんですか?』という問いについて」はたった1記事で瞬く間に1000PVを突破した。

 

今年7月にブログを始め、4ヶ月かけて20記事の合計がようやく1500PVを達成したことを考えるとこれは驚くべき快挙である。

 

これはひとえに「いいね」を押して下さったり、シェアして頂いた皆様のおかげである。読んで下さった方に対してもこの場を借りて感謝したい。

 

それと同時にやはり「結婚」というテーマが多くの人達にとっていかに興味深いものであるかが伺いしれた。

 

最近、私は次世代支援に目覚め、いろいろなお節介活動に勤しむことが多い。何をしていいかわからないけれど、直感に従ってがむしゃらに動く。

 

そうすると皆さん口を揃えて「御礼をさせて欲しい」とおっしゃる。その度に私は「私の旦那様となりそうな方を紹介して下さい(笑)」と伝える。

 

「どんな方が好みなんですか?」と親切に訊いて下さる相手に、真顔で「私の言いなりになって下さる方。」と即答すると大抵爆笑される。

 

再頻出登場者、鬼イケメンMatt氏には、いつもブログを公開する前に記事を見てもらう。前回の記事をお見せした時には「僕に関するところは問題ありませんよー! その他のパート面白いですね笑 これで何者かが現れた時のブログ楽しみにしてます。」と返事があった。

 

さすが、歩くマイナスイオン、鬼イケメンMatt氏。その佇まいだけで周りの空気を清浄する彼は、常に一歩先を行き「未来のありたい姿」を描いているのだ。

 

小さい時から「アルプスの少女ハイジ」が大好きな私は、自分を「ハイジ」と重ねていた。美しい大自然に感動し、おパンツが丸見えになるのも御構い無しででんぐり返りをする少女。愛らし過ぎるではないか。

 

大人になってから久々に観たアニメ。全編を繰り返し2度見て何度か号泣した。「ハイジ」で号泣できるのは日本全国、いや世界中を探してもおそらく私ぐらいだろう。

 

無意識ほど恐ろしいものはない。成人してかなり経ってからも「ゆみさんってハイジみたいだねぇ」と言われ、ものの見事に「ハイジばれ」していることがよくあった。

 

でも今回、ピュアなハートを持つ鬼イケメンMatt氏を目の当たりにして紛れも無いある真実を突きつけられた。

 

それはいつの間にか私は「ハイジ」ではなく「アルムおんじ」になっていたという否定しがたい事実だ。

 

「ハイジ」とは目の前にいる鬼イケメンMatt氏にこそ与えられる称号だ。彼にこそふさわしいれっきとしたタイトルだ。

 

それにひきかえ、今の私は、まさに過去の数々のネガティヴな体験をもとにトラウマで心を塞いでしまった「アルムおんじ」そのものではないか。

 

(うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ〜)

 

そんな真実を前に、嗚咽ともとれる言葉にならない声が心の中を駆け巡る。

 

(私は「ハイジ」じゃなかったのか、いつから「アルムおんじ」なのか)

 

心の叫び声が待ったなしでこだまする。これは人生最大級の偉大なる「気付き」である。

 

思い返せば「結婚」に対して多くのネガティヴな感情を抱いていた。それはとりもなおさず「永遠の愛を誓うこと」への怖れに端を発しているものだったのだ。

 

自分の人生における「永遠の愛の期間」を少しでも短縮すべく、結婚を先送りにしてきたが、そろそろ決着をつけたい。

 

「私も今の旦那様と結婚するとか全く思っていなかったけれど、結婚してしまえば何とかなるよ」と友人は言う。

 

なるほど、楽観主義とはこういう時に発動するものなのか。まだまだ未熟な私は日々学ぶことだらけである。

 

今日からもう一度、「ハイジ」のような心で旦那様候補を探してみようと思う。

「なぜ結婚しないんですか?」という問いについて

「ゆみさんの顔出さないと旦那さん候補はこないですよ!!笑」と鬼イケメンMatt氏は言った。


そもそもなぜ私が最近ブログを書くことに精力的なのか。それはソーシャルメディアに詳しい鬼イケメンMatt氏に勧められたからである。


ブログを書けば私がどんな人なのかをわかってもらえるから、私のことを好きになった人が会いに来るに違いない。そしてゆくゆくは結婚に至るという推測をお持ちだ。


なんてすばらしい提案なのだろうか。独身でいることを家族からかなり真剣に問題視されている私は、そのアイデアを喜んで採用することにした。


そしてまず初めに、せっかくの良い提案を思い付いてくれた彼についてブログを書くことにした。


「Matt Masui氏との出逢い」という記事は順調に読者数を伸ばしパート3まで書き上げた。しかし、ここまで書いてはたと気が付く。


(こんなにたくさんの鬼イケメン推し記事を書いていては、もう充分に楽しい人生を歩んでいるので結婚する気などないと勘違いされてしまうのではないだろうか)


結婚相手を見つけるために書き始めたブログが、いつの間にか鬼イケメンに囲まれて独身生活を謳歌するかのように聞こえてしまっている事態を招いている可能性があるのだ。


まさに本末転倒とはこのことではないか。なるべく早いうちにダメージコントロールをしなければ手遅れになる。そう意を決してこの自らの危険を顧みない記事を書くことにする。


そう、それは「なぜ結婚しないんですか?」という禁断の問いかけについてである。


これまでどれほど多くの方々からこのような問いかけをされただろうか。訊かれる度に戸惑いを隠せない時もあったが、今となっては「訊かれているうちが花である。」とポジティブに解釈している。


「なぜ結婚しないんですか?」率直に結論を述べよう。「その答えがわかればとっくの昔に結婚しているから。」


笑いを取るためのネタ的模範解答とはいえ、ものすごい開き直りぶりだ。責任転嫁も甚だしい。


とはいえ、そう結論付けてしまうと身もフタもないので、もう少し掘り下げてみたい。「なぜ結婚しないんですか?」


「結婚」と聞いて真っ先に思い浮かぶ言葉と言えば「人生最大のリスク」だ。「リスク」と聞くとやはりネガティヴな意味合いが強いように感じる。


「最も大切にしたい価値観」が「自由」である以上、旦那様とはいえ制約が生まれてしまうであろう未来を想像すると「結婚」に対するためらいを隠せない。


「今年の誕生日までには相手を見つけるから」とフェイスブックで宣言したにも関わらず、来月に差し迫った誕生日をこのままではまた独り身のまま迎えることになりかねない。


「今年こそはお姉に都合の良い人が現れますように」以前、お誕生日に妹がくれたメッセージだ。さすが私をよく知る妹。


「都合の良い」とは言い得て妙だ。「お互いに取って丁度良い」ということなのだから。できれば私に対して何の期待も抱かない、そんな方がいらっしゃればぜひご紹介頂きたい。


これからも「お互いにとって都合の良いパートナー」を見つけるべく日々、ブログを量産したい。

Matt Masui氏との出逢い(3)

「海外に行った時にはいろんな方とお会いするようにしているんです。」と目の前の鬼イケメンMatt氏は目をキラキラ輝かせながらこう語る。

 

ごく最近、自分の中に「イケメンバイアス」というフィルターがあるのを自覚した。イケメンに対してはつい大目にみてしまうというあれである。

 

人を見た目で判断してはいけないと自分に言い聞かせながら、それを差し引いても余りあるほど目の前の鬼イケメンMatt氏はどこからどう見ても爽やかだ。

 

なぜなのか。何をもってして彼はこんなに爽やかなのか。ランチでお話しても正直、理由はよくわからない。ただ1つわかったのは前職で彼は「日本のポップカルチャーを発信していた」という事実だ。

 

それを知るや否や会わせたい人達がたくさん溢れ出てきた。テーマは「シンガポールにいながらにして鬼イケメンMatt氏と同じ西海岸の風をまとう雰囲気の人達」だ。そこには「スタートアップ」な香りも漂う。

 

どうやら私は「つなげること」に長けているらしい。転職先をご紹介するキャリアコンサルタントをしていた関係でヘッドハンターにヘッドハントされてヘッドハンターをやらないかと迫られることも多い。

 

常日頃、相性というのは「好き嫌い、良い悪いではなく合う合わない」だと思っている。経験則をもとに彼との出逢いで相乗効果が生まれそうな方達をどんどんおつなぎすることにした。

 

真っ先に頭に浮かんだ内の1人はTong Cheuk Fung氏。彼はシンガポール進出企業支援のWasabi Creation並びにショートフィルム上映会のRed Dot Cinemaを仕掛けたシンガポールの若手ホープ。

 

彼はこれまで数多くのメディアインタビューを受けたことがあるので、彼の記事をどこかで目にしたことがある方も少なくないであろう。

 

Tong氏は京都に5年間滞在していたため日本語を流暢に話す。We are oneという団体を立ち上げ数多くのイベントも開催してきた。

 

シンガポールと日本の架け橋であるTong氏の架け橋となり大手企業のPR担当Matt氏のPRをする私。勝木健太氏から学んだ「エクスポネンシャル(指数関数的)な」動きとはまさにこのことではないか。我ながら感心する。

 

忙しいTong氏にアポを取って、まずは私1人でオフィスに駆けつける。Tong氏はいつもの温かい笑顔で私を向かいいれてくれた。彼とは先日、彼主催の映画祭でお会いしたばかりである。

 

今年、2016年はシンガポールと日本の国交正常化50周年を祝う記念すべき年だ。それは略してSJ50と呼ばれ島内では至るところでイベントが開催されている。

 

Tong氏も「SJ50映画祭」を開催し私も参加した。シンガポールと日本の短編映画が交互に上映される。厳選された短編映画は文化的な側面が丁寧に描写されていた。何より期待以上にクオリティーが高く心暖まる内容で楽しいひと時を過ごせた。

 

気が付けばTong氏はこれまでいったいいくつのイベントを開催したのだろう。お声がけを頂いていくつかのイベントをご一緒させて頂くことができた私は本当に幸せ者だ。

 

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続く

「ドキドキ」と「キュンキュン」の違い

「ゆみちゃん、一緒にチャプチャプしよ〜う♡」それは言葉を話せるようになったばかりの姪っ子からのかわいすぎるリクエストだった。

 

私は甥や姪に「ゆみちゃん」と呼ばせている。まだ未婚で子供もいない自由気ままな私は「おば」と呼ばれる資格がない気がするからだ。

 

ついでに言うとおままごとで「お母さん役」を頼まれても「妹」あるいは「ペット」しかしない。「長女」の私は、もしも生まれ変われるなら一生甘え倒して生きたいという願望をひそかに持っている。だからせめておままごとの時くらいはそんな夢を叶えたいのだ。

 

スマホに目をやる私に同じリクエストを何度も繰り返す愛おし過ぎる姪っ子に、私はとうとう根負けして、一緒にチャプチャプした。

 

浴槽の中で数々のバスタブのゴム製のオモチャと戯れたり、浴槽のお湯をかけあいっこする。プクプクした姪っ子。何をしてもかわいい、かわいすぎる。

 

いつの間にか姪っ子のホッペがピカチュウ並みに真っ赤っかになってきた。これ以上浴槽に使っていてはマズい気配を感じ、意を決して浴槽から上がる。

 

お風呂上がりにお母さんにタオルに巻かれている姪っ子。相変わらず真っ赤っかのピカチュウホッペと黒目がちな瞳で私をまっすぐ見てこう言った。

 

「ゆみちゃん、大好き♡」

 

「♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

その瞬間、私は生まれて初めて感じる感覚に全身が包まれた。この感覚は何だろう。あえて表現するならば、心がキューンとなった瞬間だった。

 

ピュアラブというのはこのことに違いない。その日を境に私の心は「ドキドキ」ではなく「キュンキュン」としか鳴らなくなってしまった。

 

「ドキドキ」と「キュンキュン」の違いは何か。僭越ながらこれまでまあまあ長く生きてきた経験に基づいて独自の見解を述べたい。

 

「ドキドキ」とは緊張してナーバスになった時に多く見受けられるのに対して「キュンキュン」とはときめいてワクワクする感覚と同時に癒しが起きる。

 

「ドキドキしている」時には通常、自分に意識が向かっているので「よく見られたい」とか「悪く思われたらどうしよう」という自意識が働く。

 

「キュンキュンする」場合、相手に対して意識が向かっており、無条件で「相手を包み込む」とか「相手の願いを叶えたい」と思う。でもそこに自己犠牲はない。

 

「キュンキュン」とはなんてすばらしい現象なのだろうか。これがあの「ときめき」だろうか。とうとう「ときめきの本質」に触れた瞬間だった。

 

そして長年「癒し」を研究してきた結果、「ときめき」こそが「癒し」そのものだという結論に至った。

 

それ以来「キュンキュン現象」が止まらない。子供を見ると「キュン」、ノラ猫を見ても「キュン」、野に咲く花を見ても「キュン」となる始末である。

 

何を見ても愛おしく思える。確実に言えることはQOL(クオリティーオブライフ、訳して人生の質)が格段に上がったということだ。

 

なんということだ。「キュンキュン」のもたらす効果は絶大だ。次回からは具体的にどんな良いことが起きてきたのかについて事例をもとに検証していきたい。

 

続く

 

 

フィンテックと言えば健太氏 パート1

健太氏は非常に知的である。フィンテックとかブロックチェーンに精通しているあたりからもその頭の良さが伺いしれる。

 

せっかく健太氏が書いたブログなのだから読みたい。読みたくて仕方がない。だから読む。入念に読む。

 

だがしかし、いっこうに理解できない。一度では難しい。だから何度か読む。それでもいっこうに頭に入ってこない。

 

知的レベルの違いとはこういうことなのだと思い知る。健太氏には理解できるのに私にはできない。

 

やはり、これは知能指数と関係しているのだろうか。関係している、それは疑うまでもない。昔の私だったら大きく打ちひしがれていただろう。

 

できないところにフォーカスしてそこを克服することばかり考えていた。自分に足りないことばかり気になって、なんとかそこを埋めようと必死だった。

 

それでもせっかく健太氏が書いたブログなのだから世に広めたい。読む人が読んだらわかるし、役に立つこと間違いない。

 

なので彼のブログをキュレーションすることに決めた。カタカナでカッコつけているけれど、要は自分で「NAVERまとめ」の記事を書くような感覚だ。

 

まずは人気の出そうなタイトルから。熊谷氏のブログから学んだのを真似てみた。「成功するビジネスマンが通勤時間に読みたいブログ記事?選から学ぶたった1つのこと」

 

おぉぉ、もうこれでできたも同然。ただ、私は一所懸命読んでも理解できないので、あとは読者の方にお任せしたい。どの記事を選ぶのも「たった1つのこと」を選ぶのもあなた次第である。

 

勝木健太氏のブログ http://katsuki-kenta.com

 

続く