やっぱり独身が最高♡なワケ
連続殺人犯に追われる夢で目が覚めた。久し振りにに見た悪夢、最近、男性につきまとわれたせいに違いない。
「結婚詐欺を装って不動産を買わせる人もいるんですよ」と言われて(へぇ〜、そんな悪い人がいるんだ〜!)と感心していたら本当に現れた。
奇しくもネガティヴなことですら願えば引き寄せるというのを実証したわけだ。
その男性は親しげに近寄ってきた。そしてあまり時間も経たないうちに「結婚しよう」と言ってきた。
さらに「お父さんの家は売って僕が始めるビジネスに投資してもらおう」とのたまう。
あまりにも絵に描いたようなセリフでむしろドラマでも観ているような気持ちになった。
そんな彼はどんどん調子に乗って、お金を脅しとろうとしてきたので、身の危険を感じた私は距離を置いた。
彼は日本人ではないが、渡部篤郎氏によく似ていた。私は昔、彼のドラマにかなりハマっていたのを思い出した。
彼の泣きの演技に魅了され、どんどんファンになり(結婚したい♡)と思っていたことも思い出した。
渡部篤郎氏は「ストーカー」というドラマでも熱演していた。現実に現れた渡部篤郎似の男性もストーカーのようになってから、そんなことを思い出したら、急に笑えてきた。
ただ、年始早々そんなことがあってからというもの、男性と一緒にいる際のデメリットにしか目がいかなくった。
例えば夫が「お腹空いた〜」と言うところを想像してみよう。
「ご飯つくってほしいの?でも、私お腹空いてないからそれってモラハラ?」とさらっと冗談を言う。
すると、夫は恐怖におののきながらもこんなブログを書くに違いない。
タイトルは「お腹空いたと言ったら嫁にモラハラ認定された件」
例えば夫が「部屋、掃除した方が良くない?」と指摘する場合はどうだろう。
私基準では全然汚くないため「お掃除マシーン買ってくれたのはありがたいけど、ボタン押すだけでしょ?もしかしてパワハラ?」と笑顔で言う。
驚きのあまり、夫は開いた口がふさがらないままブログを書かざるを得ない気分になった。
タイトルは「嫁がルンバすら使おうとしない件」
例えば夫が「ねぇ〜」と甘えてベタベタしてきたところを思い浮かべる。
ちょっと気分的に暑苦しく感じた私はさらっと「それってセクハラやん?お小遣いあげるから美女と遊んでおいで〜」と送り出すとしよう。
夫は目を見開いて、絶句しながらブログを更新するだろう。
タイトルは「ウチの嫁が異次元すぎる件」
結局、私が結婚しても毎日ハラスメントだらけで、夫にたくさんのブログネタを提供するだけに終わりそうな予感がしてきた。
恐ろしい、やっぱりこのまま、ずっと独身でいたい。