アトピー性皮膚炎が治ったたった3つの方法
おかげさまでブログが10,000PVを達成した。そこで感謝の意を表して、最近起きたできごとを中心にたまには人様の役に立つことを書こうと思う。
私は小さい頃からアトピー性皮膚炎に悩まされていた。赤ちゃんの頃は本当に赤く皮膚がただれて耳もとれてしまうのではないかというほどで、母はそんな私を見るのがとても辛かったそうだ。
小学生の頃は肘の内側がかゆく、赤い発疹がいつも見受けられた。膝の内側も同じだった。
大人になってからもいろいろな場所に発疹ができた。主に衣服や靴などを皮膚と接触する頻度の高い場所に症状が現れることがわかった。
一度でもかいてしまうと、ますます痒みが増すように感じられる。すると無意識のうちにかくことが習慣化してしまうので悪循環が生まれる。
厄介なのは寝ている時にもかいてしまうということだ。
他にもアレルギーの原因となることがたくさんあった。 猫の毛やウサギの尿に含まれるタンパク質などだった。
ただその場合は猫やウサギから離れればいいと言う対策があるので防ぎやすい。それに反してアトピー性皮膚炎に関しては、ダニ、ほこりなど見えない敵との戦いのようでなかなか防ぎにくく感じていた。
ところが最近、ふとある理由が原因でアトピー性皮膚炎がなくなった。それは引っ越しを機に起こった。
引っ越し先は、直前まで住んでいた人がいたにも関わらず、エアコンをつけるとカビ臭かったためクリーニングサービスの予約を試みた。
ただなかなか都合が合わなかったため、待っている間、あえてエアコンを使わずに過ごした。
窓を開けて過ごす日々が続き、最初は外の音が気になっていたけれど徐々に慣れるようになった。
そして気がつけばいつの間にかアトピー性皮膚炎がなくなっていたのである。あれほど長く悩まされていたので、最初は半信半疑だった。
私が具体的にしていた行動と言うのは以下の通り。
1. かゆみのあるところに薬局で薬剤師さんに勧められたぬり薬を塗る
2. かゆみが出たときには薬局で購入した抗ヒスタミン薬の錠剤を飲む
3. エアコンの代わりに窓を開けたり扇風機を使う
1と2は比較的前から続けてきたが、3をするようにしてからと言うもの状況がガラッと変わった。
実は長い間アレルギーの原因はミルクではないかと疑っていたため、しばらくミルクティー断ちも行っていたのだ。
ところが、エアコンを止めてから大好きだったミルクティーを再び飲むようになっても、アトピー性皮膚炎は出なくなった。
そうこうしているうちにぬり薬も抗ヒスタミン薬ももうほとんど必要なくなってしまった。
もちろん、エアコンを使わなくなったので多少汗をかく機会も増え、以前にも増してシャワーを浴びる頻度が増えたということも関係してるかもしれない。
そして薬を使わないと言う状況を実現できるのは1人で部屋にいる時だけなので、普段外出先でエアコンの環境の中に身をおくことがほとんどだ。
これはあくまで私の想像なのだが、通常家に帰ってほっとした時に、かゆみが増すパターンを繰り返していたので、その時にエアコンがない状況が自分の体には合っているのかもしれないとふりかえる。
何気なく書いている事だけれども、何十年と生きてきてずっと悩まされてきたことだけに、自分にとっては非常に画期的なことだ。
海外で通用する日本語の1つに「カイゼン」という言葉がある。私も例にもれず改善マニアなのでやっとここに行き着いた感があり、この経験が誰かの役に立つことを願ってやまない。