読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「婚活」を加速させるには

「婚活をするなんてはしたない」と言われたことがある。当時、日本にいた私は、一所懸命生まれ祖国のスタンダードに再度ハマろうとしては失敗していた。


一度はみ出てしまったものはなかなか元の容器に収まらない。そんな葛藤が続く中、その発言をされた方が大手出版社の人気編集長さんだったので「そうなのかなぁ〜」と妙に同調してしまった。


今となってはそんなことも懐かしい思い出。シンガポールに戻り「水を得た魚」となった今「はしたない」どころの騒ぎではないブログを量産している。


前述の彼が読んだらどう思うだろうか。呆れ果てるのだろうか。今やもうその時の反動としか思えないくらいはっちゃけている。


長年、常夏の国に棲みつき毛穴が開ききってからというもの、日本の冬場に帰っても全く使い物にならないし、今ではすっかり「心身ともに赤道直下の南国の人」になってしまった感を否めない。


こちらに来たばかりの頃に出会ったシンガポール人のお友達から「シンガポールも一応、季節はあるよ〜、ホット、ホッター、ホッテスト」というネタを教えてもらった。今でも大切に使い回している。


ずっと暑い国でのクリスマス。それでもちゃんと微妙に人恋しくなるのは体内時計のせいだろうか、同じ月に誕生日も迎えるので余計に「何かしなくては!」という気にさせられるせいかもしれない。


出会うのが2回目の方に「てっきり結婚しているかと思いました」と言われてハッとした。(なるほど〜、そんな風に思われていたんだぁ〜)と妙に納得した瞬間だった。


先日参加したとあるメディアのオフ会では1分間の自己紹介をする機会に恵まれた。そこではきちんと自分のステータスと想いを伝えることにした。


「長いこと独身なので、そろそろ結婚しようと思ってパートナーを探しています!」と思い切って発言した。


すると私の後を続いて自己紹介された独身の方々は次々と「独身告白」をするではないか。ポジティブマインドによって勝手に「私のおかげに違いない♡」とおめでたく捉えることで貢献感並びに自己肯定感に包まれご満悦だった。


ひと通りみんなの自己紹介タイムが終わっていろんな方々とご挨拶をする。その後お声がけして下さった男性はこう口にした。


「まだ独身だったんですね〜」


「はい」


「なんでそんなに貫禄があるんですか?」


(えっ?!)


あまりに唐突に現れた言葉、「貫禄」


(プププ 爆笑)


そうくるんだぁ〜。意外過ぎる。まさかここで「貫禄がある」という言葉を引き出せるとは誰が想像しただろうか。


「貫禄」


そう言われてみれば、確かに少しでも仕事ができる風を装って背伸びをしてきた。


「貫禄」


いざ面と向かって言われるととまどいを隠せない。


「貫禄」


それは何を意味するのだろうか。想像して欲しい。


「貫禄」


どんなに尽力してもそう言われて連想するのは「お相撲さん」しか思い付かない。


取り急ぎ、私は落ち着きはらって「年の離れた妹がいるので、子育て経験みたいなのがあるせいですかね〜」と辻褄を合わせてその場をしのいだ。


その時からだろうか。私の中の何かが壊れ始めた。急によりリアルに「客観的視点」を持てるようになった気がした。


やはり「婚活を加速させる」のに「一番大切なこと」は


①自分が独身であることを世に知らしめること


である。そして次に大事なのは


②結婚するパートナーを探していると宣言をする。


なぜならそこをきちんと言わないと「そもそも結婚する意志がない」あるいは「恋愛至上主義の恋多き女性として楽しそう」と思われてしまうからである。


さらにもっと言うと


③結婚して幸せそうなカップルに出逢いのキッカケをインタビューする


そうすると決め手となった想いやできごとなどをシェアしてもらえてとてもハッピーな気持ちで満たされて「結婚ってステキ💕」とキュンとなるのだ。


私も先日、この世に誕生して間も無い赤ちゃんを抱っこさせて頂いた。幸せいっぱいのパパとママにも囲まれて80兆の細胞全てがピュアになったかのようにすっかり癒された❤️


「家族っていいな〜🌟」とすっかりリマインドしてもらった♪


さらに月並みなようでなかなかできないのがこれ。


④自然体でラクな状態で引き寄せる


「恋とは追いかけるもの」とばかりに永遠にハンターでいたいと強く願っていた。でもまだ出産の可能性に賭ける私は、とうとう自分の身体の構造に従ってみることにした。


そう思った瞬間、前からやってみたかったことが順番にできるようになった。ベジタリアンになること、スッピンで出歩くことなど。


以前の私だったら絶対ムリだと思っていたことだったけれど、期間限定でやってみたら、自分が一番ありのままの自分を受け入れられていなかったことに気付いた。


そうしたらある意味、今までこだわってきたことがどうでもよくなってきて、最小限のことで満たされるようになっている自分に気が付いたし「いきたい時にはそこにもいける」のがわかっただけでも大きな収穫だった。


そう、それはまさに


⑤自分の中の矛盾を統合させること


にほかならない。あ〜、本当に今までどれだけ遠まわりしてきたんだろ〜うってしみじみ思う。いっぱい時間をムダにしてしまったなぁっと。


自分の中は言うまでもないけれど、相手に対してだってもう駆け引きとか相手の顔色を伺うとか心底意味が無いと思う。


ふぅ〜、書きたいことをひと通り書いてみた。


とはいえ、ここまで書きながら思うのは、最終的に私と結婚するはめになるのは、このブログを熟読して下さる方か、全く読んだこともない方のいずれかに違いない。